マジメじゃないもんっ
「♪マジメに見えるけど~、マジメじゃない~♪」
知り合い(というか同僚、というより今は上司か)にまた、ネタにされる。
内心「またか」と、ムッとしつつ諦める。
(その一瞬のフラストレーションが顔に出るからまた面白い、とかいう話になったりならなかったり)
またイジられてるところが嫌なのだけれど、言ってることは核心を突いているように思う。そう、私はたぶん、素朴に真面目なわけではないのだ。たぶん、真面目なふりをしてしまう、真面目キャラに振舞ってしまうのだろう。仕事が大してできないのに「インテリキャラ」だよね、とも言われたし。(…考えてみると随分な言われようだなあ)
そもそも真面目って、何だろうね?
行儀良いってのとは、似ているけど何か違うような気がする。
そういや昔、「まじめではなく、不まじめでもなく、非まじめを」なんて学校の先生が言ってたけど。そんな区別も程度の問題で、ある意味どうでもいいんじゃないか。
昔カリスマロック歌手が歌ってた。「行儀良く真面目なんてできやしなかった」と。
その歌詞を知ったとき、僕は思ったものだ、「行儀良く真面目しかできやしなかった」と。
彼は勢い余って生き急いで、あっけなく死んでしまって、いくらなんでもそんな最期じゃカッコ悪いんじゃないの、と思ったものだけれど。勝手に死に急いで、死んだらさらにカリスマになって、なんかそりゃおかしくないか?と今も思うけれど。
僕は僕で、「行儀良く真面目」を通すほどのエネルギーはとっくにない。もうくたびれた。
まあ今でも、ときどき信じすぎたり信じなさすぎたり。それは真面目って言うのかな?
まあ、少しわがままでふざけてるぐらいの方がいいのかも、と今は思う。ひとに迷惑でも、忘れてくれるくらいの迷惑ならいいかなと。突き詰めたら何が迷惑かなんて分かったものじゃないし、不満が続くなら隠し通せるものじゃない。死に際やら呆け際に「俺はこんなに我慢して行儀良くしたのになぜ報われないんだ」なんて言って八つ当たりをはじめたら洒落にならない。
そうは思っていても、遊戯自在の境地には程遠いけれど。まだまだ器が小さいってことだ。